DTSC (Digital TS parameter Correction)とSLA (Sound Localization Aligner)を組み合わせ、スピーカー間の相互干渉と音像や定位を制御、センター/サイドの分離やレベル調整、各種フィルタリングおよび遅延により、一般的な小型ステレオスピーカーでも、本格的なステレオスピーカーで聴いているような音場を作り出します。

スピーカー間の中心がベストポジションだが、DnoteLR+は±30°ぐらいの範囲で明確な音像定位が感じられる。その外側でも音像空間の拡がりは感じられる。

中心から1m以上拡がる

音の知覚について

録音時のHRTF(頭部伝達関数)を完全に再現できれば元の音場は再現されるが、演算量、逆フィルター精度、HRTFの測定およびHRTFの個人差により上手く再現できないことが多い。音像定位は人間の脳で知覚されるにもかかわらず、従来の理論は外耳道入口までの物理的特性(HRTF)だけを扱うのか?一方で人の認知は一つの情報だけからではなく、複数の情報から使えるものを使って行われることが知られている。HRTFを再現しなくても、音場を知覚させる他の方法があるのでは? 音場の知覚を妨げているのは左右のスピーカーから出た音のクロストークが大きな要因ではないか?

DTSC (Digital TS parameter Correction)  

DC抵抗、インダクタンス、磁力、動きやすさ、機械抵抗、振動板の重さなどスピーカーの物理的パラメーターを、仮想的に調整できる独自のデジタル信号処理です。

SLA (Sound Localization Aligner)  

DTSCをベースに高精度な独自のクロストークキャンセルを組み合わせ、左右スピーカー出力の相互干渉を抑制します。

• 頭部伝達関数を使わない

• 全帯域の遅延が一定

• 信号処理量が少ない(浮動小数点で約5MIPS)

• スイートスポットが広く、個人差が小さい

• クロストークキャンセル用の逆フィルターの設     計不要で動作の安定性が高い

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